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ハイゼットカーゴ(MT車)のギアチェンジ不可を修理!クラッチ交換

整備
ハイゼットカーゴ(MT車)のギアチェンジ不可を修理!クラッチ交換

ハイゼットカーゴ(S321V・マニュアル車)のクラッチ交換事例についてご紹介します。状態としてはギア(シフト)が入らず、エンジンがかかった状態ではニュートラルに戻すこともできません。ほぼ走行不能です。

名古屋市緑区、港区、南区、大府市、東海市、豊明市、東浦町、刈谷市、知立市、知多市で車のお困りごとがあれば、共和モータースへ。

車種情報

  • 車種名
    ダイハツ ハイゼットカーゴ S321V

車両情報

修理車両はハイゼットカーゴ(S321V)です。

ギアが入らず、なんとかギアを入れると今度はギアが抜けない状態です。

エンジンを切ればギアを入れたり、抜くことができます。

移動方法としては手で押すか、ギアを入れた状態でエンジンをかけ、そのままクラッチを繋いでしまう荒技くらいでしょうか。

整備内容

手押しでリフトまで運びリフトアップします。

クラッチが切れていないのは明確なので、クラッチ交換となります。

ミッションを下ろすためにボルトやカプラーなどを外していきます。

セルモーターを外したところパーツが一つ落ちてきました。

パーツはレリーズベアリングの一部です。中で壊れてしまっている様子です。

レリーズベアリングはダイヤフラムスプリングを押して、クラッチの接続を切断するための部品です。

ミッションを降ろしたところ、レリーズベアリングがボロボロになっていました。

新品のパーツと比較すると違いがよくわかります。

写真だけ見ると同じパーツか疑問を持ちそうです。

今回はレリーズベアリングの他に、クラッチディスク、クラッチカバーも新品と取り替えます。

内部の清掃をして、可動部分をグリスアップ、外したパーツを組み付けして整備完了です。

原因

今回クラッチディスクよりもレリーズベアリングが酷くダメージを受けていました。

クラッチに足を軽く置いて走ったりすると今回のような状態になる可能性があります。

つまりクラッチペダルの上に足を置くことで、半クラッチまではいかないもののダイヤフラムスプリングとレリーズベアリングが接触した状態が長く続きます。結果レリーズベアリングが摩耗して壊れてしまったと思われます。

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