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間違えると短命?危険?バッテリーの選び方

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間違えると短命?危険?バッテリーの選び方

エンジンや電子制御、カーナビ、エアコンなど車のさまざまなところで電気が使われています。車が電気を使うのに非常に重要な役割をするのがバッテリーです。バッテリーは車によって最適なものが違うため交換の際には注意が必要です。間違ったバッテリーを選ばないよう、バッテリーの見方は覚えておきましょう。

名古屋市緑区、大府市、東海市、豊明市、東浦町、刈谷市、知立市、知多市で車のお困りごとがあれば、ダイハツ大府•共和モータースへご連絡ください。

バッテリーの種類

現在バッテリーは車の種類に応じて大体3種類に分けられます。

①一般車用バッテリー(充電制御含む)

②アイドリングストップ車用バッテリー

③ハイブリッド車用補機バッテリー

バッテリーはメーカの補償を受けづらいので車にあったものを正しく装着しましょう。

一般車用バッテリー(充電制御含む)

最近はアイドリングストップやハイブリッド車が多いので、少し古い車やトラック等でよく見かけるタイプのバッテリーです。

バッテリーの上部に型式(記号)が表示されています。

このバッテリーは「40B 19L」と表示されています。

初めの2桁の数字(今回は40)がバッテリーランク(性能)を表します。

この数字が大きいほど高性能(容量が大きく、始動性能や充電能力が向上)なバッテリーになります。

3文字目の「B」はバッテリー短側面サイズを表します。(B=129×203)

4•5文字目の19がバッテリー横の長さを表します。

最後のLが端子の位置を表示します。Rの場合は反対側に端子がつきます。

 

「40B 19L」の内、40は変更可能ですが、B19Lは変更できません。

一般車用バッテリーを選ぶ際は後ろ4文字を間違えないようにしましょう。

アイドリングストップ車用バッテリー

アイドリングストップ車用バッテリーは「M-42(L)」のように表示されます。

最初の「M」がサイズを表します。(M=B20)

真ん中の「42」がバッテリーランク(性能)を表します。

LもしくはRが端子の位置を表します。(表示のない場合はL)

アイドリングストップ車に一般車用バッテリーを装着すると、バッテリーの寿命が短くなる傾向にあります。

「新品に変えてから半年くらいでアイドリングストップしなくなった」と相談に来店されるお客様も見えました。(アイドリングストップ車に一般車用バッテリーを装着していました。)

車にあった規格のパーツを使うことをお勧めします。

アイドリングストップ車用バッテリーを選ぶ際は、数字の前後にあるアルファベットが同じものを選びましょう。

 

ちなみにアイドリングストップを搭載した車のバッテリーを交換した際には「電流積算値のリセット」が必要と言われますが、基本的にダイハツの車両は不要です。

「eco IDLE off」のランプが点滅した際には対応が必要になります。

ハイブリッド車用補機バッテリー

ハイブリッド車用バッテリーは先頭のアルファベット以外は一般車と同じです。

写真のバッテリーの場合「S 34B20R」と表示されています。

ハイブリッド車用バッテリーの頭文字のアルファベット(S)はガスの排気構造を表します。

車のバッテリーは充電時にガス(水素ガス)を発生させます。

通常バッテリーはエンジンルームに設置されているため問題ありませんが、ハイブリッド車は車内(トランクルームや座席下)に補機バッテリーが設置されています。

ハイブリッド車用補機バッテリーは車外にガスを排出できるようホースがあります。

危険なのでハイブリッド車には専用の補機バッテリーを使用しましょう。

まとめ

基本的には現在使用しているバッテリーと同じ表記のものを使用することをお勧めします。

サイズや種類を間違えることがなくなるため。

ご自身の車に合わないバッテリーを使用すると、寿命が極端に短かったり、危険があったりといいことはありません。メーカーの補償も受けられなくなります

不安がある場合は車屋さんに相談してください。

 

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