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ディーゼルエンジンのEGR洗浄およびマフラー交換

整備
ディーゼルエンジンのEGR洗浄およびマフラー交換

パッカー車のチェックランプが点灯したためご入庫いただきました。パッカー車のように街中を走るトラックにはつきもののEGR・DPFマフラー(DPRマフラー)のつまりです。車から排出される有害物質を減少させる重要なパーツの交換修理です。

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車種情報

  • 車種名
    日野 レンジャー 新明和 塵芥車

EGR・DPF・触媒とは

EGR装置

EGR(Exhaust Gas Recirculation 排気ガス循環)装置とは、排気ガスの一部をインテーク・マニホールド(吸気側)へ戻す(再循環させる)ことで、シリンダー内(燃焼ガス)の最高温度を下げるための装置です。

有害物質のNOxを減らすために装着されています。

DPF

DPF(Diesel Particulate Filter ジーゼル微粒子除去装置)とは、排気ガス中のPMを捕集し焼却することで、排気ガスをクリーンな状態に保つ装置です。

正常に機能していないと、マフラーから黒煙が出てきて、煤などの有害物質を待機中に排出することになります。

日野の場合DPRと言います。

整備内容

今回はEGRのチェックランプが点灯したため初めにEGRを分解しました。

EGRを分解すると配管も、本体側も煤で真っ黒でした。

配管側は煤が固まって、ほぼほぼ塞がれた様な状態になっています。

この状態だとEGRおよびマフラー交換まで視野に入れておく必要がありますが、「極力費用を抑えたい」という希望もあり、とりあえずEGRを洗浄で様子を見ることとなります。

交換なら部品が揃えばすぐですが、洗浄には数日の時間がかかりました。

EGRの洗浄・取り付け後、テストを行いましたが調子が芳しくありません。

結局マフラーも交換する必要が出てきました。

マフラーのリビルト品を探しますが、なかなか見つからず新品と交換します。

マフラーもかなり詰まっている様子です。

新品と比較すると、表面だけですが煤けていることがよくわかります。

新品の価格は大きい方が部品価格48万円、小さい方が11万円です。

工賃2万円弱くらいのものですが、部品が高いです。

マフラー交換後、テストを行いました。無事調子を取り戻してくれました。

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